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神奈川からの便り

神奈川県高座郡相模原町東部88部隊にて。書かれた時期は正確には不明だが、昭和20年5月16日の消印が押されてある(以下、「昭和20年」を省略)。詩は自作のものと思われる。

 

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連峰を越え
大森林を
越え
海を渡り
市街をすぎ

憤怒を
銀翼にのせて
青空
一杯を
かけめぐる
若鷲

 

今日も
昨日も